【北陸支局】人権フォーラム石川が人権週間の企画で12月12日、石川県地場産業センターで、石川一雄さんを招き、「部落差別にもとづく冤罪事件に学ぶ－狭山事件の今、再審の開始を求めて」をテーマに講演会をひらき、60人が参加した。
　 講演会では、中央狭山闘争本部事務局の安田聡さんが講演し、検察が都合の良い証拠しか提出しない現行の問題点を指摘し、えん罪の防止のためにも取り調べの可視化と公正な証拠開示の法制化を求める請願署名への協力を訴えた。石川さんは、無実を訴えるために文字を学んだことを話し、裁判所はしっかりと事実調べをしてほしいと訴えた。