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部落問題資料室
NEWS & 主張
今国会で制定を
「人権委員会」設置法案の閣議決定と上程の実現へ
波状的要請行動を確認

「解放新聞」(2012.08.06-2579)

 国会はついに9月8日まで延長された。いまこそ「人権委員会設置法案」(仮称)の閣議決定・国会提出を実現し、なんとしても今国会で制定しようと7月18日午後、部落解放・人権政策確立要求第2次中央集会を東京・憲政記念館でひらき、526人が参加。各地実行委員会の波状的な東京行動の実施など、全力をあげた闘いを誓いあった。主催は、部落解放・人権政策確立要求中央実行委員会。集会後は、政府、与野党、地元選出国会議員、地方自治6団体への要請行動を展開した。

最大の山場で第2次中央行動を展開
  基調提案で、松岡徹・事務局長は「混迷する政治情勢だが、この法律はようやく日の目を見ようとしている。いましかない。閣議にかけるのは、野田総理の腹一つだ。それを決断させるため、いまこそ力を発揮しよう。政権与党に制定への責任を果たさせる。野党にも、この法案をしっかり成立させるよう働きかけを。各地域実行委員会は、すくなくとも7月中に、波状的な東京での要請行動を」と訴えた。
  来賓からは、民主党の福山哲郎・参議院議員、国民新党の自見庄三郎・参議院議員(党代表)、自由民主党の山本幸三・衆議院議員(党総務会副会長)、公明党の東順治・衆議院議員(党副代表、党同和対策等人権問題委員会委員長)、社会民主党の福島みずほ・参議院議員(党首)、みんなの党の上野ひろし・参議院議員(21世紀人権政策懇話会幹事)が決意を語った。
  集会では、清水秀行・事務局次長(中央共闘事務局長)の開会あいさつ、大谷暢顯・会長(真宗大谷派門首)のあいさつ(代読・麻生英城・真宗大谷派解放運動推進本部事務部長)、6つの政党からの来賓あいさつのあと、松岡事務局長の基調提案と片岡明幸・事務局次長の行動提起を確認。岸田副委員長の音頭で団結がんばろうをおこなった。


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