証拠開示とともに事実調べを求めよう
『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議(同宗連)は10月17、18日、第27回「狭山」現地調査学習会をひらき、岩脇彰信・議長をはじめ34人が埼玉県狭山市を訪問。石川一雄さん夫妻や鎌田慧さんの講演、ビデオ学習、分散会、フィールドワークなどで狭山事件を学び、えん罪の真相と背景にある司法制度や部落問題への認識を深め、宗教者としての活動などを考えた。
参加したのは、岩脇議長と内山隆康・事務局長(ともに真言宗豊山派)をはじめ、カトリック教会、真言宗智山派、真宗大谷派、浄土宗、曹洞宗、日本基督教団、本門佛立宗、立正佼成会、臨済宗妙心寺派の10教団(50音順)と、(財)全日本仏教会、岡山県同宗連の、あわせて34人。
学習会後は、岩脇議長、内山事務局長をはじめ13人が東京へ移動し、東京高裁と東京高検へ、同宗連をはじめ、日本基督教団、日本バプテスト連盟部落問題特別委員会、立正佼成会から、それぞれ要請書を読みあげて提出(50音順)。公正裁判-事実調べ・再審開始を東京高裁に、証拠開示を東京高検に強く訴えた。
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