【長崎支局】キリシタンと部落の歴史に思いをめぐらす「フィールドワーク養成講座in平戸」の前半講義が10月13、14日、平戸市でおこなわれた。
　 13日はマイクロバスで移動。生月島を中心に隠れキリシタンの歴史にスポットを当て、また平戸島の「爆弾３勇士」の墓などをめぐる現地研修をおこなった。
　 翌14日は、平戸文化センターで講座をひらき、３人の講師が講演した。平戸城に勤務する浦部知之さんが平戸藩の歴史や文化を、郷土史家の前川雅夫さんが中国・朝鮮と近い九州の役割と平戸の歴史について、阿南重幸さんが部落史研究所に勤めはじめた30年前に平戸の被差別部落のおばあちゃんから聞き取りをした内容を紹介した。