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部落問題資料室
NEWS & 主張

自民党の改憲案はクーデター
改憲阻止と排外主義との闘いを

「解放新聞」(2013.04.01-2613)

 【京都】天皇制の強化を許さない京都実行委員会主催の「紀元節・日の丸・君が代」とたたかう2・11京都集会が2月11日、京都府部落解放センターでひらかれ同盟員や労組員、市民ら120人が参加、差別と抑圧の元凶である天皇制を糾弾し、平和と人権を確立する社会の実現を訴えた。
  集会では、同実行委貝会の代表世話人である西島藤彦・府連委員長が主催者を代表して「天皇の元首化、戦争のできる国づくりに突きすすむ安倍政権が誕生し憲法の改悪案を出してきた。われわれの運動は少数だが、その灯を消さず、安倍政権の改憲策動と対峙する行動をともにしよう」とあいさつした。
  集会は「改憲・国防軍・天皇制」をテーマに、丹羽雅雄・弁護士を講師に、自民党の「日本国憲法改正草案」(自民党が昨年4月に公表したもの)と現行憲法との比較をとおしながら、改憲勢力はどのような国家・社会をめざそうとしているのかを学習した。
  丹羽さんは、天皇の元首化はもとより日の丸・君が代の「義務化」や集団的自衛権の明記、国防軍の保持、領土の保全の新設など、これまでの自民党の改憲案とは比べものにならない改悪案であることを強調するとともに、「新たな憲法の制定であり、一種の政治的クーデターだ」と言明し、改憲阻止と差別・排外主義との闘いを訴えた。

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