安倍政権による憲法改悪策動が進行するなかで、憲法施行66周年をむかえた5月3日、憲法の理念を守り生かすための集会が各地でおこなわれた。東京・日本教育会館では、500人が参加して「自民党などの改憲案を斬る!」と題した「施行66周年憲法記念日集会」がひらかれた。主催はフォーラム平和・人権・環境。
集会では、「憲法の基本原理と昨今の改憲案」と題して清水雅彦・日本体育大学准教授が、「国際人権水準から見た日本の外国人の人権問題」を師岡康子・大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員が講演した。部落解放同盟は東京都連を中心にとりくんだ。
主催者を代表して福山真刧・共同代表は、「自民党は憲法前文と9条を空洞化し続けてきた。日本は軍事費世界第4位の自衛隊という軍隊をもつにいたった。青森から沖縄までアメリカの基地が展開し出撃拠点にしている。いまや米国に従属する軍事大国になっている。私たちは憲法前文と9条で闘いをすすめてきたが、政府は集団的自衛権の行使に邪魔な憲法9条の改悪へとすすんできた」と危険な現状を指摘、「改憲の動きをなんとしても止めなければならない」と訴えた。
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