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部落問題資料室
NEWS & 主張

「部落出身者の広がりを調べる」と
東信地方で差別ハガキ事件が

「解放新聞」(2013.05.27-2620)

 【長野支局】「部落出身者の広がりを調べている」と、東信地方で「長野県教育委員会内 長野県同和問題研究会」(存在しない組織)を名のった陰湿で悪質な差別ハガキが送られてきたことが発覚。県連は、事件背景などを分析しながらとりくみをすすめていく。
  この差別ハガキは、2月25日に上田市人権男女共同参画課へ電話で「同和関係者の調査をしている」などのハガキが送られてきたとの相談があり、明らかになったもの。ハガキは会社住所と個人名宛で届いた。差出人は「長野県同和問題研究会」となっているが、長野県教育委員会には存在しない組織。この差別事件は、最近の傾向である差別者を特定できない卑劣な、「調査への協力依頼」を装う悪質な事件である。
  県連糾弾闘争本部は、当該地区の上小地区協議会、上田市協議会や行政関係者らと連携してとりくみをすすめていく。

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