石川さんも支援求め
狭山事件や「救済法」など人権関連の4つのテーマを焦点に5月17日午後、日本労働組合総連合会(連合)は東京・全電通労働会館で「連合 人権フォーラム」をひらき、200人が参加した。石川一雄さんもリレートークに加わり「狭山事件は今年で50年。なんとか今年中に決着をつけたい」と表明、事実調べ-再審の実現へ支援を訴えた。
連合の水谷雄二・副事務局長は「さまざまな人権問憩へのとりくみを一堂に会し、ともに考え、活動を強化したい。それぞれ勉強し、今後の活動に生かそう」と主催者あいさつ。まとめでは、山根木晴久・連合総合組織局長が、前日の「憲法96条改悪問題に対する見解」(連合)や、就職差別撤廃へのとりくみも提起し「労働運動は世の中のあらゆる不条理と闘う社会性をもつ運動。職場、地域できょうの話をしっかりと伝え、こうした機会をぜひもってほしい」と訴えた。
リレートークは2部構成。石川さんが狭山を訴えたほか、「救済法」関連を福山哲郎・参議院議員が、被爆者援護関連を中川重徳・弁護士が、北朝鮮の拉致問題関連を荒木和博・特定失踪者問題調査会代表が、発言。それぞれ第1部で現状を語り、第2部で労働組合への訴えをおこなった。
「解放新聞」購読の申し込み先
解放新聞社 大阪市港区波除4丁目1-37 TEL 06-6581-8516/FAX 06-6581-8517
定 価:1部 8頁 115円/特別号(年1回 12頁 180円)
年ぎめ:1部(月3回発行)4320円(含特別号/送料別)
送 料: 年 1554円(1部購読の場合)