1人じゃない、仲間がいる
全国の高校生が部落解放へ集う
「解放新聞」(2013.08.19-2631)
4分科会で論議
主催者あいさつに立った組坂委員長は、高校生が一堂に会し社会矛盾などを見つめながら、学園、地域のとりくみで意見を出しあい、学びあうことは有意義。先人は厳しい部落差別と激しい弾圧に屈せず闘ってきたと強調し、国権主義や排外主義が出てきているが、人権・平和・環境・民主主義をめざすとりくみは必ず勝利できる、と奮闘をよびかけた。地元を代表して有澤明男・高知県連委員長は、20年ぶりの高知での高校生集会だと紹介しながら、高校生友の会を中心に準備を重ねてきたと経過を報告し、今後は地域のリーダーとしてがんばってほしい、と語った。
基調で岡田中執は、▽自己を見つめ直すこと―地域や親や生い立ちをふりかえり、自分の生き方について考えること▽支え合う仲間づくり▽反差別・人権の輪-あらためて過去の歴史や憲法の理念を学び直し、一人ひとりが生き方や社会のありようについて考え、輪を広げること、の3点を強調した。
これをうけて、11府県連の高校生が代表あいさつをし、決意をのべた。
文化祭として、人権バンドの歌、よさこいおどりが披露されたあと、①部落解放運動②今の自分だからできる解放運動⑧親の背中をみつめて、自分と向き合おう④反差別の心をもった仲間とのつながりをつくろう、の4分科会で熱心に論議した。
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