教育権の保障は人権を守る社会づくりの土台
【大阪支局】識字・日本語連絡会が6月8日、大阪市・HRCビルで第20回総会をひらき、府内の識字教室、夜間中学、日本語教室などにかよう学習者や支援者90人が参加。5年ぶりとなった総会では、新代表に森実さんを選出したほか、今年4月からおおさか識字・日本語センターへのいっさいの補助金が打ち切られたため、維持運営に向け緊急カンパ活動を展開、あっまった300万円以上のカンパで運営していくことを確認した。また総会後は同会の課題や識字・日本語学習推進法制定実現へのとりくみ、市町村連絡会の活動交流などについて特別ワークショップをおこなった。
総会では上杉孝實・代表幹事が「緊急カンパよぴかけへの協力に感謝している、厳しい現状にあるが維持していきたい」とあいさつをおこなったほか、府教委地域教育振興課の吉原孝・課長があいさつ、新役員を代表し、新代表の森さんもあいさつした。
活動方針では、法制定や行政への働きかけ、組織体制の確立に向けた整備などについて森さんが提案し、「教育を受ける権利は現代社会を生き抜くうえで根幹をなす人権。保障されなかった人たちの権利保障にとりくむことはすべての人たちの人権を守る社会づくりの土台だ」と語った。
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