【山口支局】第29回山口県人権・同和教育研究集会を８月５日、山口市小郡地域交流センターでひらき、県同教会員など150人が参加。人権・同和教育の実践を交流し、討議と学習を深めた。
　 開会行事で主催者あいさつをした高林公男・県同教委員長が、人権教育という名のもとに、部落問題学習がおこなわれていない現状を指摘し、同和教育を基軸とした人権教育の創造をよぴかけた。来賓あいさつした藤本謙吾・県連委員長も人権教育推進状況調査の結果から同和問題だけが他に比べて半数以下の実施状況であることを指摘し、学校での部落問題学習の充実を訴えた。
　 集会では、「山口県水平社創立90年の歴史に学ぶ」と題して高林県同教委員長が講演。つづいて、学校教育と社会教育の２分科会にわかれ、実践報告と討論を重ねた。