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部落問題資料室
NEWS & 主張

いま、民衆の総力がためされている
天皇誕生日の「祝日」を糾弾する京都集会で

「解放新聞」(2014.01.13-2650)

 【京都】天皇誕生日の「祝日」を糾弾する京都集会を12月23日午後、京都府部落解放センターでおこない90人が参加。中北龍太郎・弁護士が「悪法=秘密保護法と憲法改悪の動き」を講演した。
  主催は天皇制の強化を許さない京都実行委員会で、代表世話人の西島藤彦・府運委員長が主催者あいさつし、安倍政権は戦争のできる国づくりへつきすすみ、きわめて危険な情況にある。人権、平和がまさに正念場にあり、うねりを広げていこうとよぴかけた。
  中北弁護士は、秘密保護法について、▽秘密国家▽重罰脅迫▽情報統制▽民主主義破壊▽人権じゅうりん▽独裁国家▽民衆弾圧▽報道規制▽監視社会▽差別拡大▽戦争準備▽密約乱造▽国会空洞化▽裁判形骸化などをもたらすもので、明文改憲の先取りであり、明文改害の狙いを、戦争をする軍隊と国づくり、人権思想と立憲主義の被壊、戦争中心の抑圧的・ファッショ的社会をめざすものであり、解釈改憲による集団的自衛権の行使は立法改憲の先行であり、第9条の有名無実化で事実上のクーデター。侵略の精神的基盤の拡充が天皇制の強化であり、いま、民衆の総力がためされている。14年は、人権、平和を守るための勝負の年であり、ともに運動をもりあげよう、とよぴかけた。

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