実践もちもより交流を
奈良全女へ活動者会議ひらく
『週刊朝日』差別 記事事件学習も
学習会では松岡書記長が「『週刊朝日』差別記事事件のとりくみと今後の課題」を講演。取材時にさまざまな身元調査がおこなわれた可能性があることを説明し、課題として▽マスコミ界での人権意識を高める▽本人通知制度の導入・登録の必要性をよびかけた。
男女参画審議委員の報告も共有
男女共同参画審議委員の報告では、▽保育士の半数以上が非正規雇用。また男性保育士の採用も少ない。ジェンダーバランスのとれた保育と働きやすい環境の実現を市に訴えている(奈良)▽防災の審議会に女性の登用がない(京都)▽施策として啓発や相談をあげても、その後どのように実践していくかが重要(鳥取)、など課題も報告されたあと山崎女性運動副部長がまとめた。
組織強化や教育を軸に運動を
つづいて、各府県連から▽昨年12月に「たたかいのまつり」を復活した。狭山集会へも多くの女性の参加をとよびかけている(群馬)▽月1回女性部ニュースを発行している。また教育や就労、セクハラなどをテーマに学習会も(大阪)▽原水禁大会の分科会では女性が設営から参加した(広島)▽組織強化、教育を軸にとりくんでいる(福岡)▽全人保開催を機に女性部を再結成。実態調査も実施(大分)▽バルーンフェスタで狭山を訴え11年目。共感の輪が広がっている(佐賀)▽ともに語り、思いを共有し、つながりあう運動を目標に県女で「部落解放への叫び」をテーマに分科会をもった(熊本)など実践が報告され、岸田女性運動部長のまとめ、閉会あいさつを福田女性運動副部長がおこなった。
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