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部落問題資料室
NEWS & 主張

連合、中央共闘が狭山原調
石川さんの闘い支援を決意

「解放新聞」(2014.04.14-2662)
70人が参加
  日本労働組合総連合会(連合)と部落解放中央共闘会議の共催で狭山現地調査・学習会が、4月3日午後、とりくまれた。会場となった埼玉県狭山市の富士見集会所には、連合加盟の中央単産のほか、10の地方連合、自治労青年部からは17道府県から参加があり、総勢70人のとりくみとなった。
  学習会は、狭山事件を報じたビデオの上映のほか、小野寺一規・埼玉県連書記長が講演、石川一雄さん、早智子さんの訴えに続いて2グループに分かれて石川さん宅の復元されたカモイや虚偽の自白コースをフィールドワークした。
  学習会の最後には3人が代表して感想をのべ、「現地で学ぶことは大事だ。この経験を職場に広めて石川さんの闘いを支援したい」と決意をのべた。また、学習会冒頭では、小川裕康・連合副事務局長、清水秀行・部落解放中央共闘事務局長、組坂委員長があいさつした。片岡財務委員長も参加した。
  石川一雄さんは、「裁判官には現場に立ってほしい。私は無実だ。裁判所は再審を開始してほしい」と訴えた。早智子さんは、「差別に満ちた職場だったが石川さんの獄中からのメッセージで生きる力をもらった。職場の人たちは退職しても狭山の集会に来てくれる。狭山闘争が、人は必ず変わるということを信じさせてくれた。最後の山場を迎えている。支援をお願いしたい」と訴えた。

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