【北陸支局】人権フォーラム石川の第24回人権講座が３月３日午後、金沢市の金沢勤労者プラザでひらかれ、狭山事件の映画「SAYAMA　みえない手錠をはずすまで」が上映された。無実を訴え続ける石川一雄さんに3年間寄り添った映画で、全国で上映運動が展開されているもの。
　 上映に先だって、狭山事件で筆跡鑑定をおこなった金沢大学の半沢英一さんから「数学者として脅迫状は石川さんが書いたものではないことを明らかにした。石川さんの無実を確信している」と特別アピールがあった。
　 鑑質した人からは「えん罪事件は、本人だけでなく家族の方がたも本当に幸い思いをされていることがあらためてよくわかった」「早期の再審、無罪の確定を祈ります」などの感想が多く寄せられた。