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部落問題資料室
NEWS & 主張

活動にSNSの活用を確認
近東ブロック青年交流学習会

「解放新聞」(2014.05.05-2665)
 【兵庫】第2回部落解放近畿・東海・北陸ブロック青年交流学習会を3月15、16日、神戸市内の三宮コンベンションセンターでひらき、兵庫、京都、奈良、和歌山、大阪の代表47人が参加。一日目は全体会とグループワーク、二日目は神戸市内の番町部落のフィールドワークをおこなった。
  交流学習会では、参加府県連が昨年の活動を報告。活動できる青年の減少、青年部自体が結成されていない現状があり、都市に就職し居場所やつながりが乏しい青年も活動に参加をとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用を確認した。
  グループワークでは、三つのキーワードをあげ、これまでの青年部活動で培った経験などを交えながら討議した。全体発表では、貝田歩・大阪府連青年部長が「今年は、全青・全高を大阪で開催する。ともに協力し合い、必ず成功させよう」と訴えた。
  二日目は、長田区にある番町部落へフィールドワークをおこない、歴史を中心に、阪神・淡路大震災時の被災状況や復興の過程、現在のようすを学習した。また長田区役所では、番町支部の滝野雅博・書記長の「番町の歴史」と、兵庫地方自治研究センター「人・街・ながた震災資料室」の清水誠一さんが講演をおこなったあと、震災当時の写真や資料をみた。
  一日目の主催者あいさつでは、近畿・東海・北陸ブロックを代表して橋本貴美男・兵庫県連書記長が「つぎの世代が育つような交流会となるよう」と激励し、赤井隆史・青年運動部長が「部落出身を名乗っても差別されない社会をめざすにはどのような活動・とりくみが必要か、議論し知識を深めてほしい」とのべた。

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