【香川支局】NPO法人香川人権研究所の第16回定期総会が５月17日、人権啓発センターでひらかれ、2014年度の事業計画、予算を決めた。総会では根本博愛・理事長が「今年は研究所が創設されて15周年になる。記念式典と記念パーティーをおこなう。引き続き研究所活動に支援と協力を」とあいさつした。
　 総会終了後に、香川人権研究所理事でジャーナリストの中村一成さんが「ヘイトスピーチの法規制について考える」と題して記念講演をおこない、在特会などによる水平社博物館前の差別発言事件、徳島県教組襲撃事件、京都朝鮮学校襲撃事件などを解説し、レイシストへどう対処するのか、レイシズムをどうのりこえるのかを提起した。また「大人がやるべきことをすれば、こんなヘイトデモはおきない」とカウンターに参加している若者たちの声を紹介した。