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部落問題資料室
NEWS & 主張

そば打ちで交流
福島県被災者と部落解放同盟が

「解放新聞」(2014.09.22-2684)
新潟県連長谷川委員長が粉提供

 【埼玉支局】「そば打ち教室&交流会」が6月29日、加須市正能の加須市ふれあいセンターでひらかれ、センターを利用している福島県双葉町の原発事故被災者70人がそばを食べながら支援者と交流を深め、楽しいひとときを過ごした。
  交流会は、部落解放同盟新潟県連と埼玉県連が連携して企画したもので、新潟県連の長谷川均・委員長が自家栽培しているそば畑のそば粉30キログラムを提供、埼玉県連有志や地元のボランティアの人たちが協力した。
  加須市には原発事故で被災した福島県双葉町民の避難所となった元県立騎西高校があり、最大時には1200人の被災者が暮らしていた。現在も500人が市内のアパートや戸建て住宅で暮らしている。
  ふれあいセンターは避難所が閉鎖になったあと、双葉町の被災者が交流の場として自主的にたちあげ運営している。当日は、久喜市在住のフォークデュオ「ジャスティス」も参加して、歌を披露した。
  新潟県運の長谷川委員長は、「趣味でそばを栽培しているが、原発事故の被災者の役に立てればと提供することになった。機会があればまた計画したい」と語った。


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