【神奈川支局】安倍政権が７月１日に「集団的自衛権」行使を容認する憲法解釈変更を閣議決定した。これにたいして、憲法違反の閣議決定の即時撤回を求めるとともに、安倍政権がすすめる憲法破壊、人権破壊、生活破壊と対決し、一人ひとりが尊重される、平和な社会の実現をめざそうと、県内の学者・文化人、労働組合・市民団体の代表ら38人がよびかけ人となって8月28日、横浜市の神奈川県民サポートセンターで戦争させないアクション「戦争させないかながわの会」結成集会をひらき、労組や市民ら220人が参加した。
　 よびかけ人を代表して福田護・神奈川平和運動センター代表が「厚木基地の爆音訴訟で自衛隊の差し止め判決をかちとったが、それに挑戦するかのようにオスプレイが飛来した。それを許さないとりくみを強めたい」とあいさつ。結成記念講演は、「集団的自衛権と神奈川の基地」と題してNPO法人ピースデポの湯浅一郎・代表がおこなった。