【島根支局】部落解放・人権政策確立要求島根県実行委員会が第30回総会を９月５日、松江市内の労働会館でひらき、各界の代表30人が出席した。
　 総会では、これまでのとりくみと経過を報告するとともに、人権侵害救済の法制定に向けたとりくみの再構築や、県内全市町村に本人通知制度の実施、人権条例の制定、人権・同和教育の推進などの2014年度活動方針を確認した。
　 役員改選では、1984年の実行委結成いらい30年間会長をつとめた窪田享信さんが顧問に、新会長には前副会長の原量範さんが就任した。原新会長は「あらゆる差別の撤廃と人権侵害救済の法制度の確立に向け、会務に専心努力したい」と就任あいさつをのべた。
　 また、同県でははじめてとなる映画「SAYAMAみえない手錠をはずすまで」を上映した。