一歩一歩とりくみをすすめ
部落解放・人権政策確立要求中央実行委員会が第12回総会を12月25日午後、京都市内のホテルでひらき、2008年12月の第11回総会いらいのとりくみをふり返りながら、今後の課題と闘いの方向性などを確認。新会長に中西啓寶・高野山真言宗管長・総本山金剛峯寺座主が就任し、大谷暢顯・会長(真宗大谷派門首)は名誉顧問に就き、あらたな役員体制を確立した。
中西会長は就任にあたり、「富と権力をもたない私たちには、「部落の完全解放」という大きな「思想の力」があります。その力をさらに高め、心を一つにして、要求実現のためにがんばりましょう」と決意を表明した。
総会では開会あいさつを組坂繁之・副会長がおこない、前途は厳しいが粘り強い努力で人権侵害救済制度を必ず実現しよう、と訴えた。
大谷会長は主催者を代表して、本日の総会を、人権侵害救済制度の確立に向け、強靭なとりくみ体制の再構築にとよびかけた。
西島藤彦・事務局長が基調を提案、新役員体制を山岡尚哉・副会長が提案し、それぞれ承認した。
閉会あいさつを清水秀行・事務局次長がおこない、多くの仲間と一歩一歩とりくみをすすめていくことが確認できた。次回の総会までにかちとる決意でと結び、西村智雄・事務局次長の音頭で団結を固めた。
総会には中央実行委構成団体と各地実行委の代表など45人が出席した。
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