【徳島】「すべての力を集めて「部落解放・人権政策」を確立しよう。反差別・人権の確立・福祉の向上をめざした県民運動を展開しよう」をスローガンに第35回部落解放・人権 徳島地方研究集会が2月12、13日、徳島市文化センターを主会場にひらかれ、1017人が参加した。主催は県連も参加する第35回部落解放・人権徳島地方研究集会実行委員会(河村和男・実行委員長)。
初日の全体会の基調講演では組坂委員長が「部落解放運動の現状と課題」をテーマに講演したほか、映画「ある精肉店のはなし」上映・トークショーをもち、二日目は「部落解放・人権教育」や「狭山」「男女平等(ジェンダー)」など六つの分科会で学習を深めた。
主催者あいさつにたった河村実行委員長は、狭山事件の再審開始へ県内で映画「SAYAMA」上映や学習を重ねてきたことをふり返りながら、今後も一丸となって証拠開示-再審開始へ世論をもりあげていこう、とよびかけた。その後、石川一雄さん、早智子さんもアピールをおこなった。一雄さんは「開示できない」といい続けてきたリストが開示された。つぎこそは、という気持ちがより大きくなっていると語り、いっそうの支援を、とよびかけた。
来賓として飯泉嘉門・県知事(代理)、佐野義行・県教委教育長(代理)、原秀樹・県市長会会長(徳島市長)があいさつをおこなった。
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