第3回口頭弁論は3月11日午前10時~大阪地裁(傍聴券は9時半から配付)
ルーツの小学校は地元住民が建てた
リバティに土地と建物は栄小学校の第3期校舎を引き継いだものである。栄小学校の創立は1872年、住民がお寺にひらいた。栄町に1875年に落成した初代校舎は、いまの西区にあった江之子島府庁舎を模したといわれ、東洋一とも称された。第2校舎(1908~1928年)は浪速神社の場所に建てられた。現在のリバティの土地に建てられた第3期校舎(1928~1975年)は雨天体操場まで備え、700~800人を下らない生徒を擁していた。敷地内には、家政女学校や幼稚園も併設されていた。1945年3月の大阪大空襲により、栄小学校と新田帯革(ベルト)をかろうじて残して浪速区は壊滅状能言なった。初代から第3期の校舎は土地と建物のほとんどを地元でまかない、市立小学校となるにさいして大阪市に寄付した、というのが歴史的事実である。
国内外に広く発信するために協力を
最後に第3回口頭弁論に向け、赤井隆史・大阪府連書記長が「吉村新市長が独白の見解をもっているかもしれないと期待したい」とのべ、浅居明彦・リバティおおさか裁判を支える会事務局長が「皮革・太鼓のまち」を発信する人権太鼓ロードもリバティがなくなっては元も子もない。国内外に広く発信していくため、ご協力を」と訴えた。
3月11日午前10時から大阪地裁大法廷でおこなわれる第3回口頭弁論では、9時半から傍聴券が配られ、抽選になる予定。
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