解放保育の成果学び
制度の転換期のいま発展を
全人保の全体会では、基調提案と「「子ども・子育て支援新制度」で保育行政が大きく変わり、保育制度の転換期となったいまこそ、解放保育運動が作り上げてきた成果に学び、人権を大切にする保育を発展させなければならない」とする集会アピール案を拍手で採択。中央実行委代表あいさつをした吉岡正博・実行委員長(部落解放同盟中央書記次長)も、「新制度」について「積み上げてきた解放保育・人権保育の視点から議論を深め、すべての子どもに最善の利益が保障される社会をめざし、よりよい保育制度・施策の充実を求めよう」とよびかけ、保育、教育の現場と地域での人権保育運動の活性化、いっそうの連帯を、とのべた。
地元歓迎あいさつでは、有澤明男・高知県連委員長が「一人ひとりを認め、支え合い、ともに豊かに生きることをめざすネットワークづくりと、互いの変革をとおして子どもの成長を社会全体で分かち合う環境づくりを」とよびかけた。
また、谷田賀代・高知県実行委員長・県人権保育連絡協議会会長ほか、尾﨑正直・高知県知事、岡﨑誠也・高知市長、田村壮児・県教育委員会教育長、栞原成壽・公益社団法人全国人権教育研究協議会代表理事、西村正樹・自治労社会福祉評議会議長が登壇した。
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