【香川】香川の部落解放運動の先頭に立ち部落の完全解放、差別の撤廃と平和を守る闘いを前進させてきた川田博士・県連委員長が1月30日、死去した。
川田委員長の遺志を受け継ぎ、部落解放運動にまい進していくことを誓い合う部落解放同盟葬が3月11日、丸亀市の香川部落解放・人権啓発センターを会場にもたれ、同盟員をはじめ共闘する仲間や行政関係者など185人が参列した。
同盟葬では黙とうのあと、川田委員長の闘いを映像でふりかえった。北山武・県連委員長代行が主催者を代表して追悼の辞を読みあげた。ありし日の川田委員長の姿を偲びながら、人権と平和を守る闘いの先頭に立ち続け、「解放の灯を消さない」と、とりくんだ次世代の育成や、人権侵害救済法の早期制定をめざした闘いを引き継ぎ、全力でとりくんでいくことを誓った。岡田健悟・県連顧問も、ともに闘った川田委員長の姿を忘れない、遺志を引き継ぐ、と別れの言葉をおくった。
中央本部を代表し、組坂・委員長が弔辞を読みあげ、浜田恵造・県知事、平岡政典・善通寺市長、NPO法人香川人権研究所の根本博愛・理事長、香川人権啓発企業連絡会議の片山宏司・代表幹事もつづいた。
組坂委員長は、香川の部落解放運動を前進させてきた川田委員長の功績をふりかえりながら、その運動と闘う姿に学び、いっそうの解放運動発展のため、香川、そして全国の兄弟姉妹とがんばりあおう、と誓いの言葉をのべた。
最後に川田委員長の親族がお礼の言葉をのべたあと参列者が花をたむけ、散会した。中央本部からは組坂委員長、坂本副委員長、西島書記長、赤井財務委員長、高橋、村井両中執が参列した。
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