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フクシマを忘れない〜連帯してヒロシマアピールを採択

「解放新聞」(2017.05.01-2809)

 【広島支局】「フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会」が3月10日、広島市・原爆ドーム前でひらかれ、500人が参加した。主催は、秋葉忠利・前広島市長などがよびかけ人となった同集会実行委員会。

 黙とうのあと、よびかけ人の1人である森滝春子さん(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会)が「私たちは福島の人たちにたいする棄民政策を許してはいけない。福島の人たちと連帯していこう」とあいさつ。

 福島からの訴えとして福島原発告訴団役員の佐々木慶子さんが「県知事に何度も説明を求めているが、一度も会わない。東電は子どもたちに事故現場見学をさせて、安全だとキャンペーンをしている。福島を風化させず原発廃止を訴え続けたい」と話した。

 「全ての原発をなくすため、決意を新たにしました。それは放射能の恐ろしさを知るヒロシマの使命でもあります」とする「ヒロシマのアピール」を参加者で採択した。

 集会後は、中国電力本社前までデモ行進をして、「原発やめろ、再稼働するな」「原発やめろ、いのちが大事」と市民に訴えた。

 

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