「解放新聞」(2017.09.04-2825)
【奈良支局】 1995年いらい、20年以上にわたり県内外の多くの人びとに戦争の実相、強制連行、強制労働、日本軍「慰安婦」・「慰安所」の存在や実態を伝えるとともに、学校での平和学習に活用されてきた天理・柳本飛行場跡説明板が2014年4月18日、天理市によって突然に撤去されたことを受け、これまで再設置を求めるとりくみをしてきた市民がこのほど「ソサン市民とつながる天理市民の会」を発足させた。
韓国のソサン市は1991年、天理市と姉妹都市提携を結び、説明板撤去にたいしてはソサン市民からも抗議書と1万筆をこえる再設置要望書が天理市長あてに提出されている。また、ソサン市に「天理飛行場跡説明板再設置を推進するソサン市民の会」が結成されており、天理市民のあいだからも「市民レベルでのつながりを」「交流を」との声があがり、結成にいたった。
6月27日、天理市・かがやきプラザでひらかれた発足集会には、趣旨に賛同する市民など21人が参加。活動方針として、
などの提案を了承。会長には堀田信也さんを選んだ。
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