「解放新聞」(2017.09.11-2826)
【群馬】 部落解放第62回関東女性集会を8月26日、群馬県みなかみ町のホテルじゅらくでひらき8都県連240人が参加し、全体会と4つの分科会で交流と学習を深めた。解放歌斉唱のなか荊冠旗入場のあと、群馬県連女性部長の川田ふじ子さんによる水平社宣言朗読で幕開けした全体会では基調提案として「部落差別解消推進法」を武器にした人権政策確立へのとりくみや狭山再審闘争など運動課題と方針が示され、参加者で確認をおこなった。
主催者あいさつをおこなった部落解放同盟関東甲信越地方協議会女性部連絡会の高橋品子・代表は「62回のとりくみのなかで、多くの女性が勇気をもち、みずからの被差別体験を語ってきたこのとりくみのバトンを次世代につなげよう」とよびかけた。また、部落解放同盟関東甲信越地方協議会の片岡明幸・議長(中央副委員長)は、狭山再審について「病床に伏せていて「やり残したことをやりとげてから来い」と天の声があったと思った。やり残したこととは狭山。展望のみえはじめた闘いを闘い抜きたい」と訴えた。来賓として星野真弓・県人権男女・多文化共生課長、岸良昌・みなかみ町長があいさつした。また石川一雄さん、早智子さんのアピールで各地での再審開始への支援が訴えられた。
記念講演「ハンセン病を生きて 二人三脚でつかんだ人生」として石山春平さん、絹子さん夫妻がこれまでの歩みを語った。
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