【東京支局】 きねがわスタンプラリー２０１７が10月15日におこなわれ、小雨降る悪天候にもかかわらず４００人をこえる参加があり、終日にぎわった。皮革と油脂のまちの魅力を伝えたいとはじまったイベントは今年で３回目。

　墨田区・社会福祉会館に参加者が集まり、ラリーマップと射的ゲーム券などを受けとり、スタートした。社会福祉会館で最初のスタンプを押して、射的ゲームやお菓子釣り、犬のキーホルダー作りの皮革工芸などを楽しむ人、つぎのスタンプポイントに向かう人と、さまざまだった。

　産業・教育資料室きねがわでは、カラフルなカードケースの皮革工芸体験を楽しみ、大学生が制作した「木下川皮革城」と題した皮革工場の模型などの企画展示を見学。都立皮革技術センターでは、巾着作りの皮革工芸体験などをおこない、ブルーベリーの苗木がプレゼントされた。スタート地点にもどった参加者には、スタンプラリーの景品として子どもにはお菓子のつめ合わせ、大人にはセーム革のメガネふきなどがプレゼントされ、大好評だった。