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たたかいの祭りで交流~女性部の活動根づかせようと
群馬

「解放新聞」(2017.12.04-2837)

 【群馬】 県連女性部は、2013年の復活から5回目の「たたかいの祭り」を11月17日、太田市社会教育総合センターでひらき、県内各地の市協議会・支部から女性部員ら80人が参加した。福島義明・元県連委員長(89歳)の報告で学習し、踊りや歌の15演目を県内各地の市協議会・支部の女性が披露し、交流した。

 この「たたかいの祭り」は1979年秋にはじまり、「地対財特法」終了の02年に一時休止。13年、女性が一堂に集まって歌や踊りで交流する場所、和気あいあいと話し合える場所をもう一度作ろうと復活させた。

 「解放歌」斉唱に続き、川田ふじ子・部長は「高齢化がすすみ、支部の女性部の学習・交流の場は年年少なくなった。たたかいの祭りは、女性が元気で活動し学習・交流できる場。練習などを通じて県内の女性の団結が一段と強くなってきた。女性部の活動を各支部に根づかせ、後継者育成や女性部強化につなげよう」とよびかけた。

 午前中は、福島元委員長が「私の歩んだ道」として差別実態や渡良瀬川鉱毒根絶の闘い、結婚差別で恋人と心中した妹の死を期に解放運動に立ちあがったことなどを報告。部落史の掘り起こしや狭山再審への思いも強調した。午後は踊りや歌の発表。音響トラブルもあったが、木闇乙女子・書記長らが見事に場をつなぎ、全発表は大成功に終了。開会では小島百合子・会計、閉会では上岡きく代・副部長があいさつした。


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