「解放新聞」(2017.12.04-2837)
【大分】 第40回大分県人権教育研究大会が「差別の現実から深く学び、生活を高め、未来を保障する教育を確立しよう」を集会テーマに、10月27、28日、宇佐市・宇佐文化会館でひらかれ1200人が参加した。主催は、大分県人権教育研究協議会。全体会ではオープニングステージで宇佐市内の森地区・森高花地区学習会にかよう小中学生が合同解放劇「教科書無償の闘い」を披露した。記念講演では大阪教育大教授の森実さんが「部落問題学習と人権教育〜多様性教育を土台に据えて〜」をテーマに講演をおこなった。
主催者あいさつで県人権教育研究協議会の鎌手勝公・会長は、学校現場でのいじめや不登校などさまざまな課題を一人ひとりの子どもを見つめ寄り添うことで克服したい。人権確立の主体者として社会や学校現場での学びを共有しようと、よびかけた。来賓あいさつでは山末一弘・県連執行委員が清田清助・県連委員長のあいさつを代読。差別の現実から学び子どもたちの未来を保障する同和教育を、と訴えた。県から木津博文・教育委員会教育次長、宇佐市から是永修治・市長があいさつをおこなった。(詳報次号掲載)
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