「解放新聞」(2018.08.27-2872)
73回目の敗戦の日を迎えた8月15日、「戦争犠牲者追悼、平和を誓う8・15集会」が東京・千鳥ヶ淵戦没者墓苑でひらかれた。猛暑のなか、200人が参列し、犠牲者を追悼し、平和への闘いを誓い合った。部落解放同盟も大西中執らが参列し献花した。
主催はフォーラム平和・人権・環境。
正午の時報にあわせて全員で黙祷し、福山真劫・共同代表をはじめ、立憲民主党の近藤昭一・副代表(衆議院議員)、社会民主党の又市征治・党首(参議院議員)、立憲フォーラムの阿部知子・副代表(衆議院議員)、戦争をさせない1000人委員会の内田雅敏・事務局長が「誓いのことば」をのべた。その後、各団体の代表をはじめ、参加者が献花をおこなった。
福山共同代表は、安倍政権がつくり出した「戦後最大の平和と民主主義の危機」の現状を報告し、「このまま安倍政権が続けば、さらに矛盾が噴き出し、日本の未来はありません」と指摘。「安倍政権を退陣に追い込むための最大の武器は連帯です」と訴え、9月の沖縄県知事選挙と来年の参議院選挙の勝利へ、総がかり運動を強化し、野党共闘を強化し、市民運動と野党の連携を強化して闘い抜く決意を表明した。
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