「解放新聞」(2018.11.05-2881)
「戦争をする国」づくりへと暴走し続ける安倍政権に「NO」を突きつける闘いが各地で行われている。「戦争法」が強行採決されて3年目を迎えた9月19日、奈良・兵庫・香川で「戦争法」廃止などを求めるとりくみがおこなわれた。
【奈良支局】 9・19安倍退陣!戦争法廃止総決起集会が9月19日、奈良市・JR奈良駅東口広場でひらかれ、市民ら300人が参加。憲法をないがしろにし、軍事国家化にひた走る安倍政権の暴走を止めようと声をあげた。主催は安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合・奈良(溝川悠介・共同代表)。
主催者を代表して溝川代表は「一国の首相が国会で平然とウソをつき、憲法違反を繰り返す。これぞまさしくファシズム、戦争への道ではないか」と語り、「安倍独裁政治を打ち砕くため、市民と野党の共闘ができるよう奈良市民連合は全力をかける決意だ。ともに頑張ろう」と檄を飛ばした。
政党や各団体の代表らがアピールしたのに続き、市民として淺川肇さんが「私たちは憲法という防波堤を守らなければならない。憲法の一角が崩れたら基本的人権も何もない。改憲を阻止することが大事だ。主権はこちらにある。主権を行使して安倍首相を一日も早く退陣に追いこもう」と訴えた。
その後、集会決議を確認してデモ行進に出発。「改憲したがる総理やめろ」などとシュプレヒコールをあげた。
【香川支局】 9月19日早朝、県下一斉駅頭街宣行動がおこなわれた。主催は安保法制を廃止し立憲主義を回復する市民連合@かがわ。
JR坂出駅前では、社民党や戦争をさせない坂出1000人委員会のメンバーなど20人が参加して、通勤・通学で駅を利用する会社員や学生に啓発ビラ、ポケットティッシュを手渡した。また、3000万人署名をよびかけた。
【兵庫支局】 戦争をさせない1000人委員会・ひょうごは9月19日、JR明石駅前で、「安倍9条改憲NO!3000万署名」への協力を求める街頭署名活動をおこなった。
同委員会では、毎月19日を中心に戦争法廃止、共謀罪廃止を求め、街頭行動や学習会をおこなっている。
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