「解放新聞」(2019.02.18-2895)
【東京】 2010年にはじまった「高校無償化」から国が朝鮮学校を排除している朝鮮学校差別にたいし、東京では、朝鮮高校生自身が原告になって裁判で闘っている。あいつぐ不当判決を最高裁で覆すため、全力での闘いが展開されている。朝鮮大学生を中心とした文科省前抗議行動(金曜行動)も昨年末で250回を数えた。こうした闘いをふまえ、「最高裁勝訴をめざして! 朝鮮学校の子どもたちに笑顔を! 子どもたちの声にどう応えるか」と掲げて2月2日夜、東京朝鮮高校生「無償化」裁判2・2東京集会が武蔵野市の武蔵野公会堂でひらかれ、352人が参加。都連からも参加した。
東京朝鮮高校生の裁判を支援する会など、5つの団体の主催。金曜行動での差別糾弾の訴えを確認し、弁護団、支援する会、オモニ会連絡会(国連子どもの権利委員会の日本審査報告)、各地のオモニ会からリレートーク。長谷川和男・支援する会共同代表が「世論を変えること、できることはすべてやり尽くそう」と行動提起し、「声よ集まれ、歌となれ」を全体合唱した。朝鮮学校の歴史と現状を描く映画「アイたちの学校」の予告編も上映された。
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