「解放新聞」(2019.04.29-2905)
『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議(加盟65教団・協賛3団体)は4月18日、京都市・浄土真宗本願寺派(西本願寺)の伝道本部3階大会議室で第39回総会をひらき、来賓などをふくめ100人が出席。部落解放同盟からは組坂委員長、大西中執、部落解放・人権研究所から友永健三・名誉理事らも参加した。総会では議長教団に浄土真宗本願寺派、議長に山下義円さん(浄土真宗本願寺派総務)を選出し、新体制をスタートさせた。
草野龍子・議長(真宗大谷派)の開会あいさつに続き、来賓あいさつをした組坂委員長は、「推進法」を実効あるものとするため、生活実態調査や自治体の条例づくりをおこなって法に「魂をいれていく」とのべるとともに、狭山再審への支援を訴えた。また、「一日も早く「人権侵害救済法」をつくり、国内人権委員会をつくっていくことが大事だ」と今後の方向性を示した。
都府県同宗連からは、「人権問題」にとりくむ栃木県宗教教団連帯会議の金子信・議長があいさつ。会場を提供した浄土真宗本願寺派の石上智康・総長もあいさつをおこなった。このあと事業計画案などを承認し、新役員を選出した。山下議長は「重責をはたしたい。2年後に40周年を迎えることから協力をたまわる」とのべた。
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