「解放新聞」(2019.07.08-2914)
【埼玉支局】 日本労働組合総連合会(連合)と部落解放中央共闘会議(中央共闘)の共催による狭山事件の現地調査・学習会が5月29日、埼玉県狭山市でおこなわれ、49人が参加した。
富士見集会所でひらかれた前段の学習会では、山本和代・連合副事務局長、高橋中執、則松佳子・中央共闘事務局長があいさつ。とくに則松事務局長は「狭山で起きたことは、いまも全国各地で起こりうること。狭山事件の矛盾点を検証し、現地調査にしっかり臨もう」と訴えた。
埼玉県連の小野寺一規・書記長が「狭山事件と裁判の概要・現段階」と題して講演。このあと、参加者は2グループにわかれ、「自白」コースを歩いて狭山事件を検証した。石川一雄さんと早智子さんもあいさつし、支援を訴えた。
高木陽介さん(東京清掃労組)は「フィールドワークで石川さんが無実であることを改めて確信した。地域や職場で狭山支援の輪を広げ、さらなる連帯・共闘をすすめていきたい」と感想をのべた。
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