「解放新聞」(2019.07.15-2915)
【大分支局】 竹田市議会は6月28日、「部落差別解消推進法」をふまえて「竹田市部落差別等あらゆる差別をなくし人権を擁護する条例」(2005年4月1日施行)を改正した。「条例」は、以前の全5条の条文から、「相談体制の充実」「教育及び啓発」「実態調査等」を明記した全7条の条文へと強化され、7月1日に公付・施行された。
県内では、これまでに全市町村で部落問題にかかわる「条例」が制定済み。「推進法」施行以降は、「推進法」をふまえて「条例」を充実・強化させるとりくみがすすめられてきた。今回の竹田市の改正では、前文と第2条(市の責務)の充実とともに、以前の第4条(市の施策)を、第4条(相談体制の充実)、第5条(教育及び啓発)、第6条(実態調査等)として、いっそう具体化する改正をおこなった。
今回の竹田市の「条例」改正で、全18市町村のうち、16市町村での改正が実現した。残る改正は大分、中津の2市となった。
「解放新聞」購読の申し込み先
解放新聞社 大阪市港区波除4丁目1-37 TEL 06-6581-8516/FAX 06-6581-8517
定 価:1部 8頁 115円/特別号(年1回 12頁 180円)
年ぎめ:1部(月3回発行)4320円(含特別号/送料別)
送 料: 年 1554円(1部購読の場合)