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NEWS & 主張

「部落探訪」などを許さず、差別行為に歯止めを
鳥取県実行委第35回総会

「解放新聞」(2019.07.15-2915)

鳥取県実行委員会の総会・学習会に県内各市町村から188人が参加(5月30日・倉吉市)

鳥取県実行委員会の総会・学習会に県内各市町村から188人が参加(5月30日・倉吉市)

 【鳥取支局】 部落解放・人権政策確立要求鳥取県実行委員会は5月30日、第35回総会・学習会を倉吉市・県立倉吉未来中心でひらき、県内各市町村から188人が参加、事業計画などを決めた。石田耕太郎・会長は「「部落探訪」をはじめ、ネット上の悪質な差別事象とともに、県内でも同和地区を問い合わせる行為や差別発言事象などが発生している。この状況を踏まえ、先日、山下貴司・法務大臣に「部落探訪」の削除を求める要請行動をおこなった(2910号既報)。今後も部落差別解消推進法を活かし、確信犯的差別行為に歯止めをかける差別禁止法、人権侵害救済法の制定を求めたい」と訴えた。

 総会後の学習会では、「全国部落調査」復刻版出版事件裁判の現状と今後の方向について、部落解放同盟の片岡中央副委員長が講演した。全国の同和地区を写真や動画でネット上に掲載する「部落探訪」などもしている被告を許さず、裁判で勝利する決意を語った。

 

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