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NEWS & 主張

人権保育の創造へ〜福山市に24都府県1191人が集う
第42回全国人権保育研究集会

「解放新聞」(2019.11.25-2932)

ふくやま芸術文化ホールでの全体からはじまり2日間の日程でおこなわれた全国人権保育研究集会(11月9日・広島県福山市)

ふくやま芸術文化ホールでの全体からはじまり2日間の日程でおこなわれた全国人権保育研究集会(11月9日・広島県福山市)

 第42回全国人権保育研究集会・2019広島県人権保育研究集会を11月9、10日、広島県福山市のふくやま芸術文化ホールなどでひらき、1日目は全体会、2日目は分科会とフィールドワークにわかれ、24都府県の1191人が学習した。主催は同集会中央実行委と現地実行委。「部落差別をはじめとするあらゆる差別の現実から学び、人権保育を創造しよう〜保育所・幼稚園・こども園・地域・家庭のすべてに反差別・平和・人権の視点を〜」を集会テーマに掲げた。次回は2021年1月30、31日、奈良県奈良市内で開催予定。

 オープニングで広島県解放保育連絡会が合唱。全体会では吉岡正博・中央実行委員長(中央書記次長)が主催者あいさつ、山下真澄・広島県解放保育連絡会副委員長(広島県連副委員長)が地元歓迎あいさつ。来賓を代表して桒原成壽・全国人権教育研究協議会代表理事、枝廣直幹・福山市長、久光博智・連合広島会長があいさつした。

 谷田賀代・中央実行委員会事務局長が基調提案。つづいて、沖村暁美・広島県解放保育連絡会委員長が特別報告「尾道の解放保育の起こりとねがい」、大塚信・ホロコースト記念館館長が「子どもたちに伝えたい―アウシュビッツが問いかけるもの」と題して記念講演をおこなった。

 翌日の分科会は9会場にわかれ、実践報告を受けて参加者も熱心な質疑や意見を出し合い、交流した。

 

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