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NEWS & 主張

成果と課題を検証 未来へ〜中央本部役員もかけつけ
福井県連結成50周年記念式典

「解放新聞」(2019.12.02-2933)

マスコミ報道の差別性を指摘しつつ「小さくともピリッと辛い運動を」と抱負をのべた山下県連委員長(11月14日・福井県高浜町)

マスコミ報道の差別性を指摘しつつ「小さくともピリッと辛い運動を」と抱負をのべた山下県連委員長(11月14日・福井県高浜町)

 福井県連が県連結成50周年記念式典を11月14日、福井県高浜町内の城山荘でひらき、60人が出席した。中央本部からも組坂委員長はじめ役員が出席。県連50年の歩みを紹介するビデオの上映後、山下敬太郎・県連委員長が主催者あいさつ。「ここ数か月で高浜町の名前を有名にした関電の事件の取材・報道に部落への差別や偏見がみえる」と指摘、中央本部の指導と行政の協力に感謝し、「成果と課題を検証して、小さくともピリッと辛い運動を展開したい」と抱負をのべた。

 組坂委員長は来賓として「小さくとも一つの灯し火があれば人は寄ってくる。それがより大きく輝けば、もっと集まる。私も福井と同じように福岡の小さな部落の出身で、思い入れがある。私も最後の血の一滴までともに闘う」とのべた。つづいて、中村保博・県副知事、野瀬豊・高浜町長、上尾徳郎・高浜町議会議長、伊藤宏実・福井県平和環境人権センター事務局長も祝辞をのべた。来年、結成35周年を迎える女声合唱グループ「グラッセス高浜」の合唱を挟み、団結がんばろうで締めくくった。

 前夜には高浜町文化会館で、組坂委員長の記念講演会がおこなわれた。

 

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