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NEWS & 主張

人権社会の確立を〜部落解放研究第40回兵庫県集会ひらく
兵庫

「解放新聞」(2019.12.02-2933)

 【兵庫】 「多様な立場に学び、ともに生きる人権社会の確立を!」をテーマに部落解放研究第40回兵庫県集会が11月16日、神戸市勤労会館でひらかれ、420人が参加した。主催は部落解放研究第40回兵庫県集会実行委員会(会長=石元清英・ひょうご部落解放・人権研究所所長)。

 神戸朝鮮高級学校・吹奏楽部の生徒による演奏、コーラスとアピールでオープニング。高校無償化からの排除などを受けている朝鮮学校の現状と、学ぶ権利を訴えた。

 石元会長は、「推進法が施行された。第5条で教育・啓発を実施することが明記された。2002年に法が失効してから人権教育はおこなわれているものの、部落問題はとりあげなくなってきた。新たな法ができ、同和教育にとりくんでいこうという動きが見られるが、そこで押さえなければならないのが、どういう形で語り、伝えるのか。大学で教えていて、部落差別といっても学生はピンとこない。私たちは知恵を出し合って、どう部落問題を語り、伝えるのか。これを考えていかなければならない」と問題を投げかけた。

 県健康福祉部の則定広人・人権参事は、2年目のモニタリング事業のとりくみを県内の市町と連携しておこなった結果を報告し、今年は削除要請が7か月で39件と昨年の9か月10件を大幅に上回る実績をあげていることを示し、「部落差別は許さないという思いをもってとりくみたい」と抱負を語り、知事のメッセージを代読した。

 記念講演は、イラン出身で日本で育ったタレントのサヘル・ローズさんが「わたしにもできる 今を生きる人たちに」をテーマに、いじめや生活苦などの苦難を乗りこえてきた人生を語り、参加者を感動させた。 午後からは4会場で分科会をもち、論議を深めた。

あいさつで教育・啓発の実施をめぐり問題を投げかけた石元会長(11月16日・神戸市)

あいさつで教育・啓発の実施をめぐり問題を投げかけた石元会長(11月16日・神戸市)

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