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神河町議会で部落差別解消推進条例が可決
兵庫

「解放新聞」(2020.01.20-2939)

 【兵庫支局】 2019年12月6日、神河町議会で「神河町部落差別の解消に関する条例」が可決され、即日公布、施行された。県内での条例制定は、たつの市、加東市に続いて3番目となった。

 この条例は、2008年の「人権尊重のまち」宣言をベースに起案され、第3条で「町の責務」、第4条で「住民の役割」を明記。相談体制の充実、教育や啓発の実施とともに意識調査をおこなうことも盛り込まれている。

 今回の条例にたいし、兵庫県地域人権運動総連合は、神崎郡内で「町民の対立を作る」などの的外れなビラを配布したが、部落解放同盟を敵視するばかりに「部落差別はもう存在しない」とする歪んだ姿勢こそ批判されるべきである。

 

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