「解放新聞」(2020.03.09-2946)
【広島支局】 三原市協(政平智春・議長)は2019年12月25日、天満祥典・三原市長と新年度要求書について折衝をおこない、「推進法」に照応した市条例を制定するよう求めた。
市協からは政平議長をはじめ4人の役員。市からは市長、教育長、生活環境部長、人権推進課長などが出席。
政平議長は「インターネット社会のなかで極めて悪質な差別事象が存在する。また、三原市ではまだおこなわれてはいないが、大都市では日常的にヘイトスピーチがおこなわれている。障害者差別では法ができたものの、公共施設でもバリアフリーとはほど遠い状況にある。今回の要求では、これらに関する法が制定されており、この法に照応した三原市条例を制定するよう求める」とのべた。
天満市長は「具体的には「人権教育・啓発の推進」を掲げ、真にすべての人の人権が守られる社会をめざしてとりくんでいる」とのべた。
懇談にうつり、差別の実態を示しながら行政のとりくみの強化を訴えた。
「解放新聞」購読の申し込み先
解放新聞社 大阪市港区波除4丁目1-37 TEL 06-6581-8516/FAX 06-6581-8517
定 価:1部 8頁 115円/特別号(年1回 12頁 180円)
年ぎめ:1部(月3回発行)4320円(含特別号/送料別)
送 料: 年 1554円(1部購読の場合)