「解放新聞」(2020.03.30-2948)
【熊本支局】 「自分を発信し、繋がりを深めよう」をテーマに2月22、23日、部落解放第51回熊本県高校生集会を熊本県・荒尾市人権啓発センター・荒尾市児童センターでひらき、高校生、青年、引率者など33人が参加した。
開会行事では、参加者全員による解放奨学生の歌、高校生代表による水平社宣言朗読に続き、主催者を代表して熊本県連の松永末廣・執行委員長があいさつ。「ムラを誇りに思い、本当に自信をもって自分自身が好きになる素晴らしいとりくみを、高校生が小中学生につなげていってほしい」「自分のことを語るなかで、みんなが仲間としてつながっていく高校生であってほしい」と語りかけた。
開会行事のあとはレポート学習をおこない、参加した高校生全員が、自分が悩んでいることや考えていること、今みんなに伝えたいことを報告し、おたがいが本音で語り合った。予定時間をかなり超過して、熱い思いを真剣に伝え合う姿があった。
また、スポーツ交流では、体育館でバドミントンやミニバレーをおこない、高校生だけでなく、引率した教職員も一緒になって交流を深めた。
1日目の夕食のカレーと2日目の昼食のバーベキューは地元の荒尾支部や青年部で準備、参加者はおいしく味わった。2日間をとおして温かい雰囲気のなかでの集会となった。
「解放新聞」購読の申し込み先
解放新聞社 大阪市港区波除4丁目1-37 TEL 06-6581-8516/FAX 06-6581-8517
定 価:1部 8頁 115円/特別号(年1回 12頁 180円)
年ぎめ:1部(月3回発行)4320円(含特別号/送料別)
送 料: 年 1554円(1部購読の場合)