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NEWS & 主張

若い力を結集し 〜高校生・青年が集会
滋賀

「解放新聞」(2020.04.15-2950)

講演をおこなった太田優人さん(前列左から6番目)を囲んで記念撮影をした(2月22日・滋賀県近江八幡市)

講演をおこなった太田優人さん(前列左から6番目)を囲んで記念撮影をした(2月22日・滋賀県近江八幡市)

 【滋賀支局】 2019滋賀県高校生等交流集会と部落解放・人権確立をめざす第44回滋賀県青年集会が2月22日、近江八幡市・アクティ近江八幡を主会場に合同でひらかれ、241人(高校生108人、青年133人)が参加した。各集会の実行委員会が1年がかりで準備し、別個にひらかれていたものを今年度は合同開催にした。

 集会を開催するねらい・テーマは、「滋賀県内の高校生・青年を中心とした若者が集い、人権問題を学び、考え、語り合うことで、新しい人権文化の風を滋賀県に吹かせましょう!」。開会あいさつをした高校生集会実行委員長は「参加者のみなさんも、自分が受けてきた体験・自分が感じていることを伝えてほしい」と訴え、青年集会実行委員長は「普段、ふれあうことの少ない世代との交流をおこない、さまざまな考えや思いを感じて交流の輪を広げてほしい。差別発言やインターネット上での人権侵害、職場でのパワハラやセクハラなど、いつ個人の身のまわりに発生するかわからない状況である。同和問題・人権に関する課題を自分事としてこの集会に臨んでほしい」と語った。

 基調報告のあと、実行委員2人がギター演奏と歌を披露。全員が参加するアトラクションでは、高校生の指導で参加者全員が着席したまま腕を振るダンスをおこない、会場がわいた。

 つづいて「わたしは、出逢うために生まれてきました」を演題に兵庫県連上の島支部の太田遊人さんが講演。生まれた場所や全国を旅したこと、旅の出逢いで気づいたことを話し、「きょうの出逢いがこれからワクワクする未来にしたい」と話した。

 講演後、高校生は3つのグループにわかれ、「みんなで語ろう!人権トーク」をおこない、青年は3人ずつにわかれてカードトークをおこなった。

 まとめに移り、来年度の集会開催の決意を新たにし、高校生実行委員会のアピールを読みあげた。

 

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