【奈良支局】 県連女性部は２月29日、奈良市・県人権センターで、「女性部の組織強化に向けてリーダーとしての資質を高めよう」などを目的に、第47期県連女性部研修会をひらき、17支部から52人が参加した。

　開会行事では、松谷操・女性部長があいさつ。２０２２年の水平社創立１００周年にふれ「県連女性部も50周年という節目にあたる。この節目を活かし、さらなる団結を固めよう」とよびかけた。

　県連からは伊藤満・書記長があいさつ。①水平社１００周年をいかに迎えるか②県連男女平等参画推進本部について、の２点を提起し、「支部活動や地域活動は女性が中心を担っている。積極的に地域の役職や支部の役職になってほしい」と訴えた。

　研修に移り、川口委員長が「水平社創立１００周年を如何にして迎えるか！〜私の願求〜」というテーマで講演した。このなかで「水平社の精神と同じであるＳＤＧＳ（国連が採択した「持続可能な開発目標」）の推進に向けてがんばろう」とよびかけた。

　なお、この研修会は第65回熊本全女に向けて意思統一をはかる目的もあったが、その後、新型コロナウイルスの影響で第65回熊本全女は中止となった。