「解放新聞」(2020.07.25-2960)
【奈良支局】 中企連・企業連の若手経営者で組織する「こふれ21」(清川大輔・会長)は、5月27、28日の2日間にわたり、橿原市・きれんセンターで、新型コロナウイルス感染症の拡大予防の啓発と対策を兼ね、除菌水(次亜塩素酸水)の無料配布をおこなった。
清川会長は「緊急事態宣言が解除されたあとも、専門家の話では感染拡大が再びおきるとの見解もあり、予断を許さない状況。コロナ感染第2波阻止へ、会のみなさんとともに、なにか社会の役に立ちたいと役員会で提起され、感染防止と安心が届けられる除菌水がよいのではとの声があがり、無料配布するにいたった」と話した。
除菌水はアルコール消毒液の代用として効果がある次亜塩素酸水。奈良電力の協力により毎日2トンを製造し、会員や関係団体、情報を知りかけつけた人に配った。
激励にかけつけた川口正志・顧問(県連委員長)は「新型コロナの脅威により、慣習も文化も奪われつつある。いまは、人との接触を避けることや、マスクの着用と消毒が必須になっている。少しでも早く、人びとが安心して触れあえる世のなかをとりもどそうと頑張る若者たちの心意気に、コロナを吹き飛ばす力を感じた」と語った。
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