「解放新聞」(2020.12.25-2975)
【京都】 「強権支配の菅政権を許すな! 戦争法・共謀罪廃止! 辺野古の海の埋め立て反対! 11・19京都デモ」が11月19日、京都市の市役所前からおこなわれ、市民など300人が参加。京都府連も西島藤彦・委員長(中央書記長)、安田茂樹・副委員長(中執)などを先頭にデモをつらぬいた。今回のよびかけは、戦争をさせない京都1000人委員会。
デモに先立ち主催者を代表して西島委員長が「安倍政権を継承する菅政権が誕生した。コロナに対応するよりも経済を優先する政策をとっている。生活困窮者の増大など、ますます社会的弱者が困難な状況に陥っている。戦争体制の準備もしているし、いよいよ衆議院選挙まで1年を切った。年明けになるといつ解散があってもおかしくない。野党共闘をつくりながら菅政権を打倒する。市民に訴えていこう」と参加者によびかけた。
このほか、高山佳奈子・京大教授が日本学術会議の任命問題をとりあげ「(菅政権の任命拒否は)明らかな違法行為。一人でも多くの人に知ってもらいたい」と訴えた。
また、京都弁護士会秘密保護法・共謀罪対策本部の秋山健司・事務局長が、共謀罪ができて3年になるが、発動されていないのは「ものをいう人が声をあげ続けるからだ」と強調した。 このあと、四条河原町までデモをおこなった。
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