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NEWS & 主張

神戸空襲の戦跡をたどるフィールドワーク
兵庫

「解放新聞」(2021.04.25-2988)

神戸で30人がフィールドワークをおこなった(3月21日・神戸市)

神戸で30人がフィールドワークをおこなった(3月21日・神戸市)

 【兵庫支局】 県連も賛同する高校生平和大使を支援する兵庫県実行委員会が3月21日、「神戸空襲の戦跡を辿るフィールドワーク」をおこない、兵庫選出の高校生平和大使2人をふくむ30人が参加した。

 神戸空襲を記録する会の案内で神戸市立兵庫図書館内の戦災記念資料室、柳原天神社、能福寺、大和田橋、薬仙寺などを訪れた。薬仙寺では神戸空襲の体験者から話を聞いた。大量の焼夷弾が投下されたさいに防空壕に隠れたが地響きが怖かったこと、火を消し止めようと自宅にもどった父親が空襲で亡くなったことなどが語られた。

 開会あいさつで、西村恭介・実行委員長が、長崎の中高生が原爆ドーム周辺の説明をしていることにふれ、「兵庫の地でも、若い世代が考え、語り継いでいくことを目標にとりくみをすすめていく」と決意を語った。

 高校生平和大使は1998年に長崎ではじまった活動。昨年、兵庫県で実行委員会が結成され、独自の選考会が実施された。

 

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