【兵庫支局】 「戦争をさせない、９条壊すな！２０２１　５・３兵庫憲法集会プレ集会」が３月26日、神戸市勤労会館でひらかれ、１００人が集まった。県連からも９人が参加した。主催は、総がかり行動兵庫県実行委員会。

　集会では、木下智史・関西大学大学院法務研究科教授が「菅政権と改憲のうごき」と題して講演。安倍前政権下で強引におしすすめられた憲法の解釈変更や改憲への動きについて説明した。菅政権下では、バイデン米政府のもとでの日米安保体制強化の動きなど危険な兆候があること、改憲を掲げる日本維新の会の動きなど、改憲政党の構図の変化についても指摘した。また、「憲法改正国民投票法」の改正議論にも注視し、「反対する世論を高めていかなければいけない」とよびかけた。

　最後に、５・３兵庫憲法集会と、同日の神戸新聞に掲載する「憲法を活かす１万人意見広告運動」を成功させ、改憲の流れを止めていくことを参加者は確認した。